「経営計画書」と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか?
一般的には、「今後数年間の数値予測が並べられた書類」とイメージされる方が多いかもしれません。
はっきり申しますが、それはあくまで(融資を受けるための)「銀行提出用」の経営計画書であって、
本来的な、事業に生かすための経営計画書ではありません。
もちろん、数値計画も大事です。
しかし、数値だけで「方針書」が無ければ、それはあたかも「仏つくって魂入れず」の状態なのです。
昭和の経営コンサルタントとして最も有名な、故一倉定(いちくらさだむ)氏は、
「いくら忙しくても、最重要な仕事ができないということこそ、おかしいのである。
経営計画をつくるために時間がとられて、他の仕事ができなかったというなら話しは分かる。
しかし、忙しいから経営計画を自ら立てる時間が無いほどおかしなことはない。
だから、我社の未来を決めてしまう経営計画作成の時間を節約するというほど、
間違った時間の使用法は無いのであって、経営計画に時間をかけることこそ、時間の最も有効な使用法である。
というのは、計画に費やした時間の数十倍、数万倍の時間が、それ以降に節約できるからである。」
と喝破していらっしゃいます。(出典:一倉定の社長学 第2巻「経営計画・資金運用」)
一倉先生のことをご存知無い方もいらっしゃるかもしれませんが、世の中に出回っている、
それなりの料金の経営計画書作成ツールや経営計画作成コンサルの源流を辿って行くと、
ほとんどがこの一倉先生の教えを参考にしていると言われるほど、業界的には有名な方です。
苛烈なまでに経営者を叱り飛ばす姿から、「社長の教祖」や「炎のコンサルタント」の異名を持ちます。
実は、弊社の「経営計画書」も、もともと作成していたものから、
一倉定先生の考えを取り入れたものに刷新しました。
総ページ数は93ページ(第36期時点)に及びます。
また「経営計画書」を作成するだけではなく、徹底して経営に生かすため、
毎年10月には、 外部の方を招いた経営計画発表会を開催しています。
*第33期発表会の様子 → http://bplan.seesaa.net/article/453941496.html
*第34期発表会の様子 → http://bplan.seesaa.net/article/461972813.html
*第35期発表会の様子 → http://bplan.seesaa.net/article/470643763.html
*第36期発表会の様子 → http://bplan.seesaa.net/archives/20201003-1.html
*第37期発表会の様子 → http://bplan.seesaa.net/article/483692647.html
以下は、参加者のご感想(一部)です。
そして今後は、自社の事業に活用すると同時に、お客様の経営に少しでもお役立ちできるよう、
希望される方には弊社の「経営計画書」をお渡しし、かつ、運用方法等をご説明差し上げることで、
お客様が「経営計画書」を作成される上でのサポートをしていきたいと思っています。
単なる数値予測ではなく、「方針書」によって経営者としての意志が反映された「経営計画書」は、
3年先、5年先、10年先に渡って、社員を守り、関わる人を幸せにし、事業を発展させてくれる魔法の書なのです。
*一般的な経営計画書との比較
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わが社の経営計画書 |
一般的な経営計画書 |
範囲1 |
「数字」と「方針」の両方を作成指導できる |
「数字」「方針」のいずれか偏重 |
範囲2 |
未来像を中心に作成指導 |
理念または戦術( ルール) 中心に作成指導 |
作る手順 |
下(経常利益)から利益計画を作る |
上( 売上高 ) から利益計画を作る |
重視 |
BS( 資金別BS ) 重視の作成指導 |
PL重視の作成指導 |
実践 |
経営計画書を自社でも実践している |
経営計画書の作成指導が中心 |
料金 |
低料金で作成指導している |
高額で作成指導している |
作り方 |
1対1(または少) |
1対多 |
ちなみに以下は、弊社代表の安野が、東京で「経営計画書」の作成指導を行い、後日、いただいたご感想です。
(ここから)
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経営計画のセミナー合宿ではお世話になりました、
群馬県の㈱〇〇〇○のWです。
本日、入社式に合わせて経営方針を発表いたしました。
会場は自社の会議室ですが、ホールを借りた気持ちでキチッとした式を行いました。
そして安野さんと作り上げた経営計画にさらに思いを込め、薄いながら
1冊の本にして 全スタッフに渡しました。
時間の関係もあったので大枠は言葉で伝え、
細かくは各自持ち帰った経営方針の本を読んでもらう流れで行いました。
先に読み終えた社員からは、
「(Wさんの)気持ちがよく分かりました」
との嬉しい返事もありました。
安野さんからアドバイスをいただいたMVP賞は、
優秀社員表彰としてゴールド賞、シルバー賞も設け、
投票の上位3人を表彰しました。
皆、大変喜び、目に涙を浮かべており、やって良かったと思いました。
併せて永年勤続の表彰も行い、きちっとした中に感動と喜びの涙ありで
私も初めての経験でした。
経営計画は社員との約束の面もあるため、
今後のプレッシャーもありますが、
計画に向かって前に進んでいきたいと思います。
取り急ぎ、お礼と感謝までにメールを打たせていただきました。
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(ここまで)
さらに、その後のやり取りの中で、以下のメールをいただきました。
(ちなみに、形式的にはお兄様が社長ですが、
実質的には、W様が経営者として会社を運営されています)
(ここから)
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今回の経営計画作成で社員と会社の未来を改めて本気で考え、
自分で舵をにぎり出港した気分です。
今までは先代のやり方を何となくまねしていたり、
最後の責任は兄である社長に頼っていた甘い気持ちもありましたが、
今回の取り組みで全部を背負う覚悟ができました。
これが良いか悪いかは未来に答えが出るので分かりませんが、
自分自身のステージが一段上がった感じがします。
とにかくやってみますね。
では、またお体に気を付けて頑張っていきましょう。
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(ここまで)
いかがでしょうか?
「経営計画書」を作成することによって、確実に何かが大きく変わったのが、
ご感想の中からも伝わってくるのではないかと思います。
そんな、自社の将来を決めてしまう「経営計画書」を、一緒に作成しませんか?
*お問合せいただいた方には、数量限定で、経営計画書(サンプル版)を贈呈しております!